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ないものねだりのろくでなし

モルモットを触れるスペースで、なかなかお目当ての子がつかめず苦戦していると、それに気づいた隣の女の子に「この子ハイっ」と渡してもらって素直に受け取っていた。前だったらキレて受け取ってなかったように思う。ただ別の隣の小さな子に「口の前に指出すとかまれちゃうんだよ」と言われたら顔を背けて「そんなこと知ってるから!!」と言ってキレていた。その一言だけでも馬鹿にされたとか攻撃されたと感じるようで、やっぱりなかなかのコミュニケーション下手だなあと思う。とっさに私は小さい子にそうだねーと言ってその場をなだめるが・・。しかしこうして振り返り落ち着いて書いてみると、私もあの時に子に何をどう教えたらよかったのかまとまってくる。馬鹿にしたり攻撃しているわけではないよ、知っていることを言われたときはコクンとうなづいたり、そうだよね私も知ってるよって心の中で言うだけでもいいよ、って教えたらいいかな。こういうことをひとつひとつ丁寧に説明していけば、経験値で、大人になるまでにはいろんな場面に対応できるようになるかな。
相手の言葉や行動・態度の受け取り方は自由だが、あんまりにも臆病で下手すぎるのでやはりひとつひとつ親が教えなければいけないと思う。困っている人がいたらすすんで助けてあげようとする力と、周りの人にこういうことに困っていますと自分で説明できる力、その両方を身につけさせたいなあと思った日であった。