最後の夏休み

とりをやいた

◆17

Ｔさんと下北沢。岡田史子を買ってみたらこれが不思議に自分の体内にスーと入ってきて、もっと若いときに読んで?見て?おきたかったななんて。そしたら多分ものすごうく影響を受けていただろう。近頃は大人になりすぎて目線がどうもだめなんだ、じょうずに理解できてしまって洗脳されなくなってる。すこしさみしい。

◆18

市民ミュージアムの映像フォーラムで「砂の女」鑑賞。人多いけどおじさんばかりでびっくり。私が初めて読んだ安部作品でアガガガ影響モロ受けバレバレだよな皆様。中学の登下校中に電車で何度も繰返し読んだそして世界が全て分かったような顔。数学的なロジックは美しくシュルレアリスムでSFという私の大好物はこのとき決定？「他人の顔」も見たかったがバイトでチャリンとやりながら砂漠の思想について思出すのみ。彼の思想が私にはやはり一番影響でかいんだ。

◆19

Ｎちゃんの誕生日。で私は朝早くからマティス展。いまいちだった。埼玉のほうが良かったからかな。必須だろの作品はないしマティスの言葉もないしただたくさん絵を並べてるだけ。なんだかなあ。結局私は空のポスターを買い父はサーカスを買っていた。一方ハハは鑑賞中、羽根帽子の女という絵をじっくり見てるおじさんを指さして、ねっハゲボーシって言ってきたり、これサザエさん?あっくさなぎ君があちこちに!これ…みさえ?と言ってきたりまあ両親は楽しんでいたのでそれでいいや。中華のあと黒ジャケットとプエルトリコ靴買うでしょ。秘訣は裏のカエル！計七千円。アメ横歩いてたらりんりんから電話あれこれでＭさんにもメールなんか懐かしい日なのね。帰ってからマイルーム模様替えのためテレビ捨ててポスター貼る。これで専念できそう。

◆20-22

出たジョンdcepヘビロテ。なんなのほんと何も言えないし。さてバイトは３連続。しかも店長に仕組まれてバンドを組まされる。講談社の出版の人がギターで私はキーボードらしい。バンド名はねこじゃらしーず…。