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ないものねだりのろくでなし

旅ひとだんらく



軽井沢からも帰ってきたのだった。ジャムうまい。


◆13

母と華氏911を観にいく。ほんとはマティス展に行くつもりが月曜日は休館らしいので諦めたんだった。テンミニツオルダーのスパイクリー(tyいわくこれ中国人てのに笑った笑った)のやつ見てた私はあまり、ぶっしゅめーむきー!とはならなかったが、マイケルムーアのフィールドワーク人間ぶりに尊敬した。今の私は、自分で今「起こってる」現場に行かなきゃわからないことや大事なことがたっくさんあると心底思うから。環境問題と少し似てるなとも。あと俺様は一生白痴の無知なんだろうなとも。あ最後のドッグイートドッグてのは皮肉ぽすぎていけすかなかった。そのご本屋で写真集+英語。あと月刊伊藤歩が意外と良かった。シガテラー。自分が本屋行くと回る順番は結構ベタで、アートブク→建築映画デザイン→洋販→男性情報誌→カメラ雑誌→音楽誌→女性誌→文芸誌→週刊誌と風俗誌。ところでリバテンズがヒステリクグラマと頑張ってんなと思ってたら新作出てたとは。ジョン探すも見つからズ、明日らしい?きんぴら好評。父と華氏談義、3時就寝。


◆14

横浜でオーストラリアから無事に帰ってきたTさんと細江写真展+ランチ。「おかあさんのばか」結局購入しかもサイン本。彼女の「あたしは女だ」に感動したから。小学生の「あたしは女だ」に負けてちゃいけないと思った、思ったね。Tさんとはお互い結構ズレた感覚の持ち主だが二人ともさらけだすタイプなので気が楽。このオープンなライトさは爽快だ。オーストラリアの写真すてきだった。この日は夕方そそくさと帰宅。母の耳の検査結果が出る。かなり微妙な結果だった。リゾットは好評。もっと母を外へ連れ出そうとおもう。


◆15

軽井沢研修。今まで気張っていた自分の中にあったものでいろいろと崩れてしまったものがあって、Sちゃんがいなかったらまた人間不信になってへそ曲がり人間に戻っていただろう。彼女の言葉に励まされぼろぼろ泣いてしまった。へへへー。迷惑かけまくったTさんと詳しい話は知らないのに付き合ってくれたKさんもありがたい。ていねいにのみこまなきゃなあ。どんなにきらいになられてもきらいになれないあたしは自分をばかだと思うけど自分のことは信じているし好きだ。(コンプレックスに甘えたままじゃいけないな)


◆16

軽井沢二日目。地元の人に話しかけたり話しかけられたりカメラ頑張ってねって言われたり、やっと"あの"感覚を取り戻す。やはりLAで出会ったKさんやYさんから受けた影響はでかかったのだ。とても楽しかった!!時間がもっとあればと残念。この夏いろんな種類の旅をしてきて最終的に、自分は一人旅が合ってるなと確信。あと旅はだいすき。笑顔で迎えてくれる人、涙でお別れする人、おかえりと言ってくれる人、自分はやっと情熱を持ち始めた。帰りの送迎バスの中でジョンの声を聞いたらあんまりホッとしたんだか涙がでた。なんとなく帰路を変えて鶴見から帰宅。その懐かしさに安心したのだった。